ほんもののGood boy!
3月の中旬から4月の前半に、動物行動学のスペシャリスト、ヴィベケ・リーセ先生のセミナーに参加してきました。1日7〜8時間の講義を3日連続で、それを3週連続受講するというなかなかなもの。通訳の方はいらっしゃいますが、講義は英語で行われ、なんとかそれを聞き取ろうと(大体分からないのですが…)するので頭はフル回転。専門用語も多く、犬のことを勉強中の身にはついていくのがなかなか大変…いつも大体3時頃は頭がクラクラ、酸欠気味な感じになります。。
講義の途中で先生が犬を使って実習することがあるのですが、その時に犬を褒める「Good boy!」が印象的で、本物を見た!と感じました。今まで自分が使っていた「Good boy!」はちゃんとラースに伝わっていなかったんじゃないか? タイミングや姿勢が大切で、この「Good boy!」だけでも自分には大きな収穫でした。
ラースを迎える半年前に先生の「子犬レッスンテクニック」という本を買い、その後にその他の本も手に入れて見ていたのですが、写真にこれはどういう仕草でどういう気持だと書かれていることが多く、本では動きを見れないし写真ではよく分からなかったのですが、今回の講義の中でたくさんの事例を見聞きすることで、写真1枚だけでもその犬がどんな気持ちなのか、何を伝えたいのかが分かるようになってきました。逆に動きの中の一瞬を逃さずそれを見つけることは難しく、一方写真でははっきり見えるので易しいことも分かってきました。
今回は公認トレーナー育成コースのブロンズが終わり、次は秋に行われる予定のシルバーを受けることになるのですが、シルバーはラースも一緒に行ってもらわないといけなくなります。1時間ごとに休憩はあるものの、1日おとなしくいられるか、他のワンちゃんと一緒にうまくいられるか。などなど、今から一層信頼関係を作って行かなきゃいけないです。教えていただいたことを復習しつつ、秋に向けて頑張っていきたいです。